自然に授かりたい・・・「自然」という言葉に縛られ、タイミング法を長く続けたせいで夫婦関係が壊れていく。

不妊治療のファーストステップは、排卵日目がけて性交渉する「タイミング法」。
そのときの受精卵が子宮に着床したら妊娠となりますが、タイミング法は長く続いていくと夫婦間で温度差が生じてくるケースは少なくないんです。
冷めていく夫の気持ち
「俺は種馬か?第三者からこの日にしろって言われてできるか!」
夫は最初は協力的だったものの、次第に「その日」を避けるようになる。
当日になると帰りが遅くなり明らかに避けている様子。でも私にしてみればこの日をピークにするために体調を整え、今回こそ!と逃したくない。意気込む様子に夫は冷めていく一方でした。
数ヶ月、年単位で続けていくと夫婦間には溝ができ、お互いが苦痛でしかない時間になってしまいました。それでも続けないことには待望の赤ちゃんに出会うことはできません。
あるタイミング法を指導された日のできごとです。
仕事の合間にクリニックへ行き、いつものように医師から指定された日に性交渉を取るよう言われました。
伝えてみたものの、夫は案の定帰ってこない。まだかまだかと待っていると、明け方近くに帰ってきました。
「今日だから」と伝えると、「いい加減にしろ!俺は種馬か!」と怒り出す始末。
でもそれ以上に今月を逃せばまた次のチャンスは一ヶ月近く先になる。
私は土下座をしました。「お願いだからしてください」
土下座をしながら私はどうしてこんなことをしているんだろう・・・涙があふれました。
タイミング法はほどほどに
タイミング法を続けると夫婦関係が悪化してしまう傾向があります。
「タイミング法はあまり長く続けない方がいい」と生殖専門の心理の先生も仰っています。
なぜ私がタイミング法を続けてしまったのかと言うと、「自然に授かる」ことにこだわりすぎていたためです。不妊治療しなくてもできるんじゃないかという楽観的な夫と「自然」という言葉に縛られていた私。
今思えば、しなくていい努力をしていたように思います。
まさか自分が不妊?という状態が続いて客観的に現実を受け止めていなかったのかもしれません。
夫婦ふたりの子どもがほしくて妊活をしているのに、夫婦感に亀裂が入ったり、時間を無駄に使ってしまうのはもったいない。
こんな私のようなケースの場合、不妊治療をはじめるときに何をしたらよかったのかと言うと・・・
不妊治療の基礎知識を理解する
不妊治療の体への安全性
夫婦間で子どもに対してどう思っているのか話す
ネット情報に惑わされない
カウンセラーを活用する
最短で妊活を終えるための戦略を考える
今となっては分かることだけど、あの頃がんばっていた私もかわいいやつです。
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