結婚したら普通に子どもは授かるもの。だから子どもがほしい理由なんて考えもしなかった。

妊活・不妊治療が思うようにうまくいかなくなり、「どうして子どもが欲しいのか」について考えてみよう。というフレーズ。
そんなこと言われたって、ほしいものはほしいんだもん!
理由じゃなくてそれが当たり前だから!
私の小さい頃からの夢はママになること、だったので深く考えれば考えるほどしっくりする答えは出てきませんでした。
生殖に関わる情報はDNAに組み込まれている
「子孫を残す」と「子どもを守る」遺伝子の存在
私の場合は母が大好きで、母のようになること、それが幸せと思っていたので、子孫を残したい遺伝子が強かったのかもしれません。
カウンセリングをしていても、産みたい派、子どもを育てたい派に分かれる傾向があります。もちろんどちら一方ではありませんが。
でも遺伝以外に両親や社会からの教育や価値観の刷り込みは大きかったように感じます。
The昭和の家族像
「一姫二太郎三なすび」なんて若い子は初耳かもしれませんが、子どもがいて当たり前の価値観はいまだに根強いです。
いろいろな選択肢があるはずなのに、特に昭和の考え方が当たり前で育ってきた私にとって、それが一番の幸せと洗脳されて数十年過ごしていたのかもしれません。
不妊治療が数年経ってきた人には、価値観の刷り込みがどの程度なのか、ゆっくりじっくり考えてみる時間はとることをおすすめしたいです。
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